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コトバツヅリ。

言葉綴。

「響く」が新たな「日々」を創る。

一昨日、地域おこし協力隊の面接用資料ができたので、面接練習をしているこの頃です。 とは言いつつ、この数日は少し力が抜けていました。正直なことを書くと海外ドラマにうつつを抜かせていました。

そんな時みなさんはどう思いますか?前の私なら、あの人は自分がゆっくりしている間にも手を動かしているかもしれない、なんて比べていました。今も多少そういう意識は染み付いて残っていますが、前よりは落ち着いたかな。でも全面肯定はしません。笑

さて、そんな前段はさておいて、今日ブログを書いているのはズバリ頭の中と気持ちをまとめ直すためです。完全な自分本位の文ですので悪しからず。

先日オリンピックのダイジェスト放送があって、少しだけ視聴しました。その時、ソフトボールの上野投手が語っていたのが「諦めなければ夢は叶う」「その夢を追う過程で人は成長することを子どもたちに伝えたい」という言葉でした。 自分はこの上野投手の言葉について、100%とは言えずとも、かなり共感しました。 諦めなければ夢は絶対叶う、とは言い切らないのが私の経験に基づく見方です。時に努力は思い描いた形を成さないという経験があるからです。でも、その過程が重要で、過程の中に今後につながる多くの学びや出会いがあると思っています。 もちろん、努力の仕方を勘違いすれば話は別ですが。 そして、夢を追う過程を大切にしているところにも共感しました。

特に子どもたちにとっては、何かに挑戦したり、好奇心を持って取り組める環境がすごく大切だと思います。 それを感じたのが、ウガンダでの経験をとある小学校で話した時の経験でした。 その時の子どもたちの反応は、アフリカそのものに対する興味やネガティブなイメージなど、様々でしたが、一方で海外に行ってみたい、ボランティアで活動してみたいと言った前向きな言葉が綴られていました。 そして、とある生徒は私が話した「自分の可能性にフタをしない」という言葉が胸に響いた、と言ってくれました。

この時、私は子どもたちが様々な「人」「経験」「言葉」「モノ」と出会えたら、彼らの日々は大きく変わるかもしれない。そう感じたのです。 自分の可能性にフタをしない。この言葉は、子どもたちに向けた言葉であったと同時に、自分の現状に対して、発した言葉でもありました。 そんな言葉が、胸に響いたと言ってくれたことは意外な発見でした。

同時に、それは自分がこれまで「受けてきた側」だったことを思い出させました。 なぜなら、様々な人や言葉、経験との出会いによって、現在の自分がいるからです。アフリカを目指すきっかけとなったのは大学の卒業式翌日に参加した青年海外協力隊の説明会。その時にボランティアの先輩に出会わなければ、言葉に触れなければ今の自分はいません。 出会いが、言葉が自分の胸に響いたからこそ、目標に向かって行動する新しい毎日をつくることができたのだと思います。 そして、その日々、過程の中で多くの学びを得てきました。

だからこそ、自分は様々な「響き」と出会えるサポートをしたいと考えています。 子どもたちを引き合いに話しましたが、20代の働き手や、子育て世代にも様々な働き方や生き方の選択肢を提示していきたい。実はこれが現在私が起業案の根幹として考えていることで。 どんな形になるかわかりませんが、この根幹の思いは何らかの形にしていきたい!

「響く」が新たな「日々」を創る。