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続・自分の棚卸しと探検家アムンセン

昨日は自分の棚卸しとして、これまでの仕事の中でどんなことをしてきたかまとめてみました。

例えば、私の主な仕事に広報業務があります。 そして、このワードをさらに具体的に分解してみました。

・プレスリリース作成などの文章力、構成力

・メディアとの関係づくり

・報道担当の目に留まるデザインやタイミング

・トップアプローチや営業部署から違うアプローチをかける ..etc

ざっくりとした棚卸しですが、履歴書やノートに記す際にはさらに具体的な状況や、実施した施策の背景などを書いていました。

棚卸しをすることで見えてくるのは、自分という店にどんな商品があり、どこから仕入れ、どのように販売してきたのか、その結果どうなったのかということです。

もし、目指すお店象があれば、そこにあって自分にないものを書き出していきます。 例えば起業というテーマで考えてみると、私の場合、

経理の知識

・税金や保険の知識

・営業の経験

・広告やマーケティングの経験

・交渉力

・アイデア出しの数

など不足しているものがたくさんあります。逆を言えば、棚卸しと目指すところを決めることで、足りないものを知ることができました。

ここで一つ、とある探検家のお話を。 ノルウェーの探検家アムンセンです。彼は子どもの頃から南極点到達を夢見ていました。 そんな彼は南極点に行くイメージを子どもの頃からずっと持ち続け、様々なことを実践していました。

・南極の寒さに備えて、窓を開けたまま薄着で寝る

・数々の失敗事例から学び、船長の資格を取る (船長と探検家の間でいざこざが起きると、旅が失敗に終わるため)

棚卸しと少し話がずれたかもしれませんが、自分ができること、自分が目標に対して足りていないことを明らかにした結果、アムンセンは万全の準備をして南極点に到達できたのではないかと。

もう一つ付け加えると、アムンセンの南極に対する思い、熱意、モチベーションがそれを可能にしたとも言えます。

当時、同じく南極点到達を目指していたイギリスのスコットは軍から命令を受けた軍人でした。これはあくまで命令であって子どもの頃から南極を目指していたアムンセンとはまったく異なります。 結果、スコットの率いた探検隊は全滅してしまったそうです。

棚卸しで現状把握と目標への逆算をすること。 そして、やらされるものではなく、自分のモチベーションを維持できるものであればアムンセンのように夢に近づく可能性が高くなるのかもしれませんね。 頑張ります!

あと363日。