青年海外協力隊に参加するまで②不合格の原因は?
こんばんは。
前回に引き続き、私が協力隊に参加するまでの経緯について書いていきます。(写真は関係ありません)
今回は1回目の試験を少し詳しく振り返り、どんな気づきがあったか記したいと思います。
協力隊を目指す方や、転職をされる方の参考になりますように。
なぜ不合格だったのか
前回も書いたように、私の協力隊へのチャレンジ1回目は、二次試験の面接で不合格という結果でした。
青年海外協力隊に参加するまで。まさかの不合格! - mpola×mpola ~青年海外協力隊inウガンダ~ ▲前回の記事、協力隊までの経緯①はこちら
理由は複数考えられて、それらの一大要因となったのが、根拠のない自信でした。
社会人3年目で初めて応募した一次試験。書類審査を通過したことでなぜか、気持ちが浮ついていました。
二次試験の2つの面接では、自分の希望した案件、国、これまでの経験をどう生かすのか、などについて質問されます。
よく考えればわかることですが、その案件についての下調べは必須。
・現地はどんな場所で、どんな文化があるのか
・その案件において、自分はどんなことができるのか。
こういったことを深く掘り下げて考えておく必要があると思います。新卒で就活していたときのことを忘れていましたね。笑
もちろん調べる、といっても現地に今すぐいけるわけではありません。 中にはこれまでボランティアでその国に関わったことがあり、詳細を知っている、なんていう人もいます。 ただ、そういう特殊なケースでない場合、最低限の情報を調べる努力は当然必要です。
それから、自分の経験を案件に当てはめて考えた際に、それをどこまで深掘りできるかが大切です。
当時私が第一志望であげていた内容は、
・コミュニティ開発
・国はマレーシア
・配属先はNPO
・対象は現地の民族(オランアスリと呼ばれる
・活動は現地民の支援に向けた資金集め、広報
ざっと、こんな内容でした。
面接では、主に広報や資金集めをどのようにし、自分の経験をどう生かすかを話しました。
しかし、対象者について考えることが一番大切。 どんな仕事もそうですが、顧客のことをないがしろにしてサービスを考えたり、商品を作ることは無いですよね。
海外ボランティアも同じで、活動の対象となる住民、子どもたち、女性グループなど、それぞれについて知る必要があります。
偉そうに書いていますが、それができていなかったのが1回目の二時試験でした。
「オランアスリってどんな民族か知ってる?」
「もし、現地訪問の際に医療サポートが必要だったらどうする?君の職歴とは関係ないことだけどさ。」
これらの質問、みなさんならどう答えますか? 2つとも実際に聞かれた内容の一部です。
オランアスリってどんな民族か、これについては下調べをしていれば答えられます。 私は調べ不足で答えられませんでしたが、、
前職とは関係ない医療サポートを求められたらどうするか、これも口籠ってしまいました。 前職と医療、これが結びつかなかったのです。
ただ、しっかり案件と現地のことを調べて、イメトレしてきた方だったら違ったと思います。
なぜなら、医療の経験がなかったとしても、次のようなことが考えられるからです。
・医療者と現地人をつなぐ集会を企画する
・集会で医療知識の啓発を行う
・集会で学んだことが継続されているかモニタリング、記録する
・医療者から簡易的な指導法を教わり、医療者が来れない時には、自分が簡単なワークショップを行う
などなど、考えればいくらでも出てきます。 他の仕事でも、転職でもそうだと思いますが、どこまで自分ごととして、物事を捉えられるか、イメージできるかがカギなのではないでしょうか。
と、今日はここまで! これでもかなり要約して書いていますが、実際はもっと反省点がありました。笑
次回は2回目のチャレンジの際に、どんな準備をしたかについて書いていきます!
それではまた!