mpola×mpola

コトバツヅリ。

言葉綴。

1月5日。引き継ぎ×自分の色

協力隊には新規案件と前任から引き継がれる案件があります。

今回の自分の要請は新規案件。でも厳密に言うと別部署に配属されていた前任の先輩の活動が新規案件のきっかけの一つでもあります。

そんな状況の下、昨日は前任の先輩にお会いして話を聞くことができました。しかもウガンダで。

合格が決まってから、連絡を取らせていただいたり、訓練中の任国時事のコマでお会いしたりと、今回が初めてと言うわけではなかったものの、任地での活動内容を詳しく聞くのは初めて。

とにかくありがたい機会。本当に。 前任者とこのタイミングで、ウガンダであって話せるなんてのはもうありがたさしかないな、と本当にそう思います。

そんなこんなで、女性グループによるチテンジ(アフリカ布)を使ったクラフト活動について話を伺ってきました。

ことの経緯や、コンセプト、目標、関わり方などなど。直接話を聞くことで具体的なイメージを少しず作れつつあります。もちろん現場を見なければ始まらないことの方が圧倒的に多いのは事実だけれど。

何より、前任者の活動に対する思いとか、熱量とか、向き合い方とか。そう言うものを直に感じ取ることができたのは自分にとって大きな収穫でした。

とは言いつつ、こんなことを書きながらプレッシャーもあるのが正直なところ。

でも今はチテンジ自体に対する興味関心もそうだけれど、どのように自分が営業や販路拡大、マーケティング、商品作りという分野に関わっていけるか、という前向きなエネルギーもかなり大きく持っています。

(こっちにきて直接布のマーケットに行ったり、服をオーダーしたりしたこともプラス要因な気がしている。)

最終的には、よく使われる言葉、ファシリテーター・裏方として、地元の人たちが全てのことに主体性・主導権を持って活動できる状況作りが必要で、それが一番難しいのだと思う。

前任と後任の関係や活動の仕方は協力隊に限らず難しい面があるのも事実。それがネガティブな方向に働いてしまうこともあるけれど、自分自身は前任の活動の意図を汲み取る、もしくは知った上で、自分の活動ができれば良いと思っている。

その他にも、ウガンダ隊同期(人生経験上は先輩)が色んなアイデアを出してくれたりもして。ありがたいです。 とにかく視野を広く持っていきたい。

とりあえず昨日、今日のところでまずは在庫と商品ラインナップの確認、売り上げ額の確認をしてみました。

引き継いでいくことに、新たに自分ができることを上手く掛け合わせられたら良いなと思います。来週には任地訪問で実際にチボガに赴く予定。クラフトに加え、要請内容にもある畜産農家ユースについても情報を集めてきたいところ。

できることを少しずつ。