ストーリーを知ることから始めよう
任地15日目。
今日からクラフトグループにて小さな試みを始めてみることにしました。
それはメンバーのライフヒストリーを聞いて記録すること。
ライフヒストリーというとなんだか大げさに聞こえるかもしれないけれど、彼らがどんな背景事情や思いを持ってこのクラフトグループで活動しているのかを知りたい、そう思ったことがきっかけ。(今朝思いつきました。)
前任が彼らとともに立ち上げたこのグループ。シングルマザーをはじめとする女性たちの収入向上が主な目的だと概要は聞いていた。でも、それ以上でもそれ以下でもなく、「自分まだまだ彼らのこと知らないなぁ」と思い、今日はリーダーのAndrew、お母さんから聞き取りをしてみることに。
お母さんは元々テイラーとしてチボガにお店を構えているのですが、その前は何をしていたとか、女性たちをサポートしていきたいと思った理由は何だったのか、この女性の収入向上プロジェクト”Kamu Kamu"はどんな経緯で前任と取り組むことになったのかとか。
結果的に自分が知らなかった話を聞くことができ、彼らの動機がどこから来るものなのかを知ることができた。こっちに来てからというもの中々そこまで聞く余裕がなかったというか、別な活動の軸も探さなきゃ、と焦っていたのもあってこうした動機を聞くことができていなかったので、今日は少し彼らのことを知ることができた。
今後も月末までは任地縛りでチボガからは出られない。この間は調べること、準備したいことも色々あるけれど、ほかのメンバーにも話を聞いてみたいなと思っている。
彼らのストーリーを知ることは、彼らの現状を知ることになるし、意見も聞ける。加えて、こういったストーリーを発信していくことも自分のできることの一つのような気がするので、少しずつ彼女たちのストーリーについても書いていきたいと思います。
広報、取材業務をしていた日々が懐かしい!前職の経験が生かせる気がしてわくわくな自分もいます。
次回は”Kamu Kamu”がどう始まったかについて記してみたいと思います。