mpola×mpola

コトバツヅリ。

言葉綴。

任地5日目。提案の仕方を思い出す。

任地5日目。1月も今日で終わり。あっというまですね。

さてさて。 今日はクラフトグループへ衣装ケースを届けに行くぞ!と意気込んでいたらあいにくの大雨。

バイクが貸与されるまでの間は自分の足だけが頼り。そしてコミュニティ開発隊員なるものフィールドに出てなんぼ、というイメージからカッパを着て外に繰り出しました。

まずは整理整頓から

前任からの引継ぎの際にも言われていたことなのですが、店内が、中々散らかっていて。

まずはここから取り掛かるのが良いかなと。 整理整頓がてらどんな材料があるのか、メンバーはどんな人たちかなどを確認することも兼ねられるかなと考えていたりします。

ただ、グループの売り上げで購入してきた衣装ケースはちょっと小さめで。リーダーいわく壁に面した棚に一つ一つケースを置くイメージだと。 しかしこれにはお金と首都に上がる時間も必要。

まずはできることから。 ↑こんな感じで自分の家から持ってきた段ボールで仕切りをDIYしたり。微妙でしたが。

しかし、店内材料の概要を把握せずして収納、整理整頓のイメージが湧くわけがない!ということでまずはどんなものがあるかをざっと把握。

店内には元々店の商品として作っている衣類と、女性の立場、収入向上のために立ち上げられたクラフトグループの商品とが混ざってしまっていて。

まずはこれをしっかり区切りたいと。 思っていたわけです。

相手に伝わる提案の仕方

正直なところ、この整理整頓問題が自分の部屋だったら、自分の店だったら速攻で片付きます。が、ここはメンバーの店、スペース。 新参者のボランティアが勝手にポンポン仕分けをするのは違うよな、と思い。 それなら、「ちょっと少しずつ片付けしてみるから、ダメだったらその都度言って〜」と言ってみるか、などなど色々考え。

あくまで自分はボランティアで、サポートをするけれど主役、主導権は彼らにあるべきで。 I think -is better...なんて言うのもあまりよろしくないのかな、とか考えながら。

どうしていこうか〜とリーダーのAndrewに話してみると、 「イメージ図を見せてほしい」 と言われ。

ハッとさせられました。 それはもうその通りで、口と身振りだけで想像してもらうことは日本人同士でも難しい話。

何か企画を提案するときにも文章や目で見てわかる資料をつけながら説明、プレゼンする方が圧倒的にわかりやすい。

こんな大切なことにすぐに気がつかなかった。忘れていました。 (気がつかせてくれてありがとう、でした。)

そんなこんなでとりあえず書いてみる。

英語が読めないメンバーでも分かるようにイラスト付きにしてみました。少し小さいですが。

どうやらリーダーも賛同してくれた様子で、ノートの上に "Kamu Kamu interior design "と書いてくれました。結構嬉しい。

ちなみに"Kamu Kamu"とはルガンダ語。日本語に訳すと「ひとつひとつ」という意味になります。 現在は11名のメンバーがいて、女性のエンパワーメントがグループの目的でもあります。

これについてはまた詳しく書きたいと思います。

とりあえず今は棚を区切るようなしっかりしたケースが手に入らないため、何か他の工夫で対応していきたいと思っています。

そこでピンときたのが、あの人の収納術。 こんまりさんです。

早速インスタをフォローし、真似できそうな写真をコレクションに保存しまくりました。

あるもので対応していくこと。これもボランティアとしての活動に必要なことだよなぁと改めて実感。

↑薬屋の空きボトルを収納として使っていたのですが、これも使いようによっては、切りようによっては中に入っているものが何か分かりやすくなりそう。 とかとか、想像だけは膨らんでいます。笑

ということで、県庁がお休みの明日明後日は店の5Sを進めていきたいと思います。

できることを一つずつ。一歩一歩(Kamu Kamu)